明けましておめでとうございます
本年も皆様が元気におすごしなされますよう お祈りいたします
さて今年は午年(うまどし)ということで・・
「ぬれた仔馬のたてがみを 撫でりゃ両手に朝の露、呼べば答えてめんこいぞ オーラ 掛けて行こうよ丘の道 ハイド ハイドウ 丘の道」という歌詞で始まる童謡「めんこい子うま」は・・

元は映画「馬」(監督:山本嘉次郎、主演:高峰秀子)の主題歌として昭和15年に、作詞:サトウハチロー、作曲:仁木他喜雄で作られたのですが、どういうわけか使われず、代りに、作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男による曲が使われた。
↓映画「馬」の高峰秀子(当時16才)

しかし、この映画は山本監督が”岩手県のある 軍用の馬のせり市”の様子をヒントにして映画にすることを思いたち、それを実現するために ”陸軍省による映画製作指示”を受けたカタチにして作られたものなので、前出の二つの主題歌?は両方とも”陸軍省指定国民歌謡”として認定された。
サトウハチロー作詞の歌は5番まであったが、戦後になって戦時色強い3番と5番は抜いて新たな歌詞が加えられて全4番になった。
映画「馬」のモデルとなった馬は、岩手県九戸郡のある農家の農耕馬だったが軍用馬として買い取られて「勝山号」と名付けられ、戦場で負傷しながらも活躍したので戦地から送還されて明治神宮の御神馬となりました。
この映画の監督は山本嘉次郎となっていますが、山本は当時、複数の映画や脚本を抱えていて多忙を極めていたので、この”馬”の実際の撮影や演出の(少なくとも)半分以上は、助監督の黒澤明が代行したので、この映画が黒澤のデビュー作とも言われています。
そして、この映画の三年かけた撮影の間に、高峰秀子と黒澤明は恋人関係になったとされるが、高峰の義母(養母)らの反対工作で、解消されてしまったという話はよく聞くものの、後年に高峰は“そんな二人の関係は無かった”と否定していますが、これは聡明な高峰が関係各人への配慮をした言葉ともとれます。

※映画「馬」はモノクロだが、最近カラー化して見やすくなったYouTube 動画でUPされています。(2時間8分) → 馬 [カラー化 映画 ] https://www.youtube.com/watch?v=55NdsFm8BYI
・・・・・・・・・・・・
・・というわけで午年の今年もよろしくお願いいたします !
・・・・・・・・・・・・








































































































































































































































































































































































































