徒然G3(ツレヅレジイサン)日話秘話飛話

兼好法師ならぬ健康欲しい私がつれづれなるままに お伝えしたいこと綴ります。 時には秘話もあり!

    ジャンルは不特定で硬軟織り交ぜながら 皆様に何かお役に立てば幸いです

    2022年04月

    本題に入る前に・・この文章を綴っている最中に「ピンポーン」とチャイムが鳴るので玄関を出てみたら、はす向かい宅の奥さんが大きなたけのこを二つ「これ食べますか?」と言って下さったので有難く頂戴しました。聞けば「知り合いの人の土地の草むしりを手伝ったら、生えていた自家のたけのこのとれたてを沢山くれたので・・」ということでした。これも千葉県の竹の多さを表すような出来事と感じた次第。
    いただいたたけのこ(長さ約30センチ)
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    さて、前回から続き、”竹”についてですが、以下、混同を避けるために・・

    ※竹と笹の違い
    竹=成長した幹には皮が付かない / 笹=成長しても幹に皮がついたまま
    英語で竹=BAMBOO / 笹=SASA。
              ↓笹(白っぽい皮が付いている)
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    ◎日本全体の竹林総面積は・・約17万ヘクタール
    竹林総面積17万haは例えるなら岩手県と東京都の面積を併せたくらい。しかし国土に対する森林面積比率が66.4%(世界平均は30%)という森林国である日本の森林の中で竹林の占める割合はわずか0.6%にすぎないとは言え、その実際の広さはバカにならない。
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    ◎「竹林の七県」!(昔の中国の「竹林の七賢」モジり)

    竹林面積が最も多いのは鹿児島=約1万8千ha、つまり鹿児島だけで日本の竹林の1割以上を占め、以下、大分=約1万4千ha、福岡=約1万4千haというふうに竹は熱帯から温帯にかけて生育する植物ゆえに九州と山口、島根までは多く、順位付けすると・・

    1位:鹿児島/2位大分/3位福岡/4位山口/5位島根/6位熊本/7位宮崎・・となり、これを私は「
    竹林の七県」と呼びたい。3世紀頃の中国には「竹林の七賢(人)=ちくりんのしちけん(じん)」と称される7人の知識人がいて、彼らは竹林で酒を呑み、琴の音を聴きながら高尚な談義にふけっていた・・という逸話を中学か高校かで教えられたことを思い出してのこと。

    この
    「竹林の七県」より東や北(四国も含めて)は竹林面積が格段に少ない。(ただし、何故か九州でも佐賀と長崎は少なく、最南県なのに沖縄の竹林は極端に少ない。

    そして北の青森と北海道に至っては竹林面積なんとゼロ。しかし笹は耐寒性あるので両県・道でもしっかり繁茂する。

    ◎千葉県の竹林面積は東京ドーム1490個分
    実感としてどうも千葉県では竹林が多いなと感じるので調べたら、千葉県の竹林総面積=約7千ヘクタールは全国8位であり、東日本の中では断トツの1位となる。その大きさは東京ドーム1490個分であり、浜名湖の約6500haより500ha大きく、東京の世田谷区と千代田区を併せた面積約6971haに近い。
    最左のピンクが世田谷区、ど真ん中の青が千代田区
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    ◎放置竹林の拡大! 特に千葉県!
    林野庁の調査によれば、1986(昭和61)年~2012(平成24)年の26年間で日本全体の竹林面積は1万4千ha増えて、この期間に約1割増加している。

    しかし千葉県が県内の大きな竹林7カ所の面積の推移を調べたら、この30年間で平均6.7倍に拡大しているという驚くべき結果がでた。 一方、京都府南部の山城(やましろ)地区では1953年から1978年までの25年間で竹林面積が6.4倍になり、その後1985(昭和60)年までの7年間で1.25倍に落ち着いたがそれでも全国平均を上回る増加率だった。

    山城地区の1978(昭和53)年まではたけのこ増産目的での竹林増加だったが、それ以降は放置による増加とされる。これらの状況が竹林面積で千葉県8位、京都9位というような東側府県の中では特異な多さにつながっているようだ。
    いずれにせよ近年の竹林拡大は、手入れされない放置竹林の増加によるものがほとんど。

    ◎竹林放置の原因
    日本には国有竹林というものが皆無に近く、竹林はほぼ全てが私有地に在るので、所有者の高齢化と後継者不足で竹林管理※ができずに放置されて荒れ放題となっているケースが多い。

    ※竹林管理の例:傘さして竹林の中を歩ければOK
    良質なたけのこ採取のための竹林では、”竹と竹の間を人が傘をさして通れる間隔”が必要とされるので、そうなるように間伐をしなければならないという竹林管理がある。

    しかし竹林放置の元はと言えば、竹の需要が減った影響も大きく、昔は一般住宅の内外の土壁の芯には竹を細く割いたものを縦横の格子状に組んだ竹小舞(たけこまい)というものが使われ、戦時中はコンクリート建物内部の鉄筋の替わりに、なんと竹が使われた例もあるなど竹が大量に必要だった。
    竹小舞に一部土を塗った状態(「HOME’S」のHPより引用)
    takekomai
    また日常的に使用される竹製の道具などが沢山あったのがプラスチック製に置き換わり(例えば、ザルの類や竹製の団扇が・・)、竹垣に代わるプラスチック垣が増え、野菜市場や八百屋さんには野菜運搬用の”荒く編んだ(網目はピンポン球が通るくらいの大きさ)竹かご“が大量に使われていたが、今はダンボール箱やプラスチックの通函などになった。そして麻雀パイも竹と象牙でできていたものがオールプラスチック(略してオーラス?)になってしまった(笑)。

    さらに竹皮も、昔はおにぎりを包んだり、肉屋さんで買った肉を包んで渡されたりするなど、食品包装用に使われることも多かったが今は非常に少なくなった。

    加えて(これも前回述のように)近年は中国産の安いたけのこ(水煮状態で輸入が多い)におされて、たけのこ栽培を放棄する農家が増えたこともある。

    ところで、エジソンが実用的電球を発明するにあたっては、長時間寿命のフィラメントになる素材を見つけるために約6千種類を試した結果、日本の京都の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の竹林の竹を炭化させた線材が最適として採用した話は有名だが、そのための京都の竹の需要はいつごろまであったのだろうか?
    エジソン電球のレプリカ(写真は朝日新聞デジタルより)
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    ◎SDGsのためになる”竹の活用”
    前回にも述べましたように、竹林を放置すれば他の森林に侵入したり、道路を破壊したりするなどの害が発生しますが、竹自体の特性には優れた面が多く、その育成管理を適切に行って、かつ加工・利用を増やせば、今で言うSDGsのためにもなる。

    《竹の特長》
    ・成長速度が速い
    竹は毎年、地下茎から生まれて、成長期には1日に1メートルも伸び、3か月で20メートルにもなり、3~5年で立派に成木して、他の木材(平均約50年)に比べ圧倒的に早く利用できるようになる。これによって竹は他の木材よりも資源として持続可能性が高い。(ただし竹は種類にもよるが50年、60年あるいは120年くらいに一度、イネ科である竹だけに稲の穂のような花を咲かせて枯れる)

    ・カーボンニュートラルへの貢献効率が高い
    成長が早いということはCO2の吸収多く、酸素排出多いということであり、大気環境にプラスになる効果度が高いことになる。

    ・幹本体にも皮にも抗菌・防虫性がある。これに関連するが”竹は無農薬栽培”となる。(ただし、伐採直後に高湿度の状態で放置するとカビが発生することがある。)

    ・強度としなやかさ(弾力性)を併せ持ち、他の木材に比べて伸縮性、たわみが少なく、反りや割れも出にくく、変形しない。

    ・”竹炭”にすると木炭より微細な空間を多く持つので吸臭・吸湿効果が高い。

    ・ミネラル(カリウムなど)含む。これは他の木材には無いもの。

    ◎竹は「ケナフ」の二の舞にはならない !
    1990年頃から2000年くらいにかけてか? (私は正確には把握できていないが)、この時期に”ケナフ”ブームがあった。

    ケナフというのはアフリカ原産のアオイ科ハイビスカス属の1年草の植物で、成長が早く、100日~125日(3~4か月)で3.5メートル、太さ最大5センチになるほどで、このスピードは竹には負けるものの、竹よりも密集して生やすことができるのでCO2吸収・酸素排出効果に関しては竹以上も期待できるとされ、またある面では木材の代替素材になるとして、エコを意識した企業はケナフ採用の製品・部品開発に注力した。
    ケナフ栽培林(写真はWikipediaより)
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    一時はトヨタ紡織(株)がレクサスのドア内装部品用に”ケナフ繊維入りの発泡プラスチック材”を製造したり、自治体、団体、学校などでは啓蒙策としてケナフを栽培してみせたり、種を配布したりと過熱状態であった。(私も種をもらったことがあるものの、それを蒔く前に紛失してしまった)

    ところが、ケナフを実際に利用するには問題が多いことが判明してきて、一気にケナフ熱は冷めて今やケナフの”ケ”の字もない。(←後日訂正:現在、イタリアのソナス・ファーベル社の製造販売するスピーカーのコーン紙の一部材料としてケナフが使われているわずかな例はある)

    ケナフの問題点(欠点)に対して竹は・・
    ・まず、ケナフは草の仲間だから木材と同じ用途には使えない。対して竹は使用目的によっては木材より優れる面があり、また集成材にすれば木材と同様な使用が可能。

    ・1年草のケナフは毎年種を撒いてから急成長するための栄養を土中から大量に吸収してしまうので、その土地での連作が不可能となること。対して竹も同じように成長が速いが、親の竹から地下茎を通じて栄養を供給されて成長するので連作障害というものは無い。

    ・ケナフの実際に使える部分は茎の外側部分だけであり、全体の2割。残り8割は(後述理由により)使われずに処分、と言うことは最終的に焼却ということになり、それはせっかく吸収・固定したCO2の大部分を放出することになり、カーボンニュートラルには貢献せず、エコ的に意味が無い。対して竹は利用できない部分は無いと言えるので環境上でも価値がある。

    ・外皮から繊維を取り出したとしても基本的には木でなく草なので、木材パルプより耐久性で劣る。対して竹の繊維は針葉樹パルプより軽い上に強靭である。
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    ※ケナフの例に限らず、エコ的な効果は、そのモノの材料の採取・再生産性、製造、運搬、使用、処置、循環、廃棄、健康安全性、他者・他物への悪影響度などすべての面での環境負荷をトータルに考えなければならない、この考え方に基づいた評価方法を「ライフサイクルアセスメント(LCA)」と言うそうですが大切なことですね。
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    竹に関しては”新しい加工法、利用法”を中心にまた次回に続けます。
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    忘れもしない今年2022年2月22日、2が6つも並んだその日の朝のテレビで、「岡山県では早くも”たけのこ”が収穫され始めた」というニュース映像が流れた。

    たけのこ(孟宗竹の子)・・オスとメスがあるそうだ(テレビ朝日番組「相葉マナブ」より)
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    私の住む千葉県では毎年4月に入ってから中旬くらいまでが”たけのこ”の時期なので、岡山県の収穫開始時期の早さには驚いた。・・というわけで、私の家から徒歩10分くらいに在る竹の放置林(放ったらかしの竹藪)でも”たけのこ”みたいなものが出るのだろうか?と思い、ちょっと覗いてみましたが・・

    地面も見えないくらいの密集度の竹で”たけのこ”なんて見えるはずもない。しかも、見たら孟宗竹(モウソウチク)ではなく真竹(マダケ)なので普通我々が口にする太い”たけのこ”はできないことがわかりました。

    我が家の近くの放置竹林:人はおろか猫でも踏み込めないほどの密集度。枯れて横倒しのものもある。(道路に面したところを撮影したので明るい感じですが奥は気味が悪いほど暗い)
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    ◎日本三大有用竹でも放置竹林が増えている !
    日本に600種類以上もあると言われる竹類の中でも、竹製の道具や工芸品、または”たけのこ”が食用として使える三大有用竹と呼ばれる種類があり、この三種だけで日本の竹の90%を占め、その内訳は・・

    孟宗竹(モウソウチク)・・20%(幹径20~25cm/高さ25m)
    真竹(マダケ)・・・・・・60%(幹径5~15cm/高さ18~20m)
    淡竹(ハチク)・・・・・・10%(幹径8~10cm/高さ20m)

    この数字からみても我が家近所の竹林が真竹というのもうなずける。なぜ多いのかと言えば真竹が最も使い道が多いから。しかし竹製品需要が減り、孟宗竹の子供である”たけのこ”も安い中国産に代わられ、竹林所有者の高齢化などで竹林管理せず・できずとなって放置竹林が増えている。

    竹林を放置すると、繁殖力旺盛な竹が他の有用林を侵食したり、アスファルト道路を突き破って路面を損傷する、道路わきの竹林にまとまった雪が降ると雪を乗せた竹が曲がって道路の通行に支障をきたすなどの害を生じる。そこで・・

    ◎国産メンマ作りに利用して少しでも放置竹林を減らそう
    ラーメンの具材として多く使われるメンマは本来、台湾の麻竹(マチク)という(日本では育たない)種類の竹を断片化したものを煮た後、一か月ほど発酵させてから乾燥したものが日本に輸入されて、それを国内で戻して味付けしてメンマとなる。ただし最近は台湾での麻竹栽培地確保が難しくなり、台湾の生産業者が中国の一部地域で栽培して現地生産したメンマが増えている。

    近年、日本の放置竹林増加問題解決に少しでも役立てば・・と考える人たちが各地で現れて、麻竹の代わりに孟宗竹を使って(本来のモノに出来る限り近づけた?)国産メンマを作る試みが各地で起き、まだ大量生産とはいかないまでも作られて商品化されている。

    原材料は”孟宗竹が地上1メートルほどに伸びたモノ”を断片化して発酵させたもの。

    福岡県糸島市での販売品((株)タケマン社製)
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    千葉県産の竹で作ったメンマ。 (道の駅と同類の)「房の駅」(市原市)で販売。その他、「道の駅たけゆらの里おおたき」(大多喜町)などで販売。キャッチフレーズは「食べる竹林整備」
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    ※千葉県産メンマなら、「地産地消」ならぬ(千葉県が提唱する)「千産千消」ともなる!

    ◎私が国内産メンマ推しの理由
    勿論、放置竹林減少手段であるけれども・・
    輸入メンマについて大手輸入企業では中国の生産現地での工程管理を厳しくしているそうだが、はたして完全なものかどうかわからないという危惧もあるからで、ましてや小規模生産者、小規模輸入業者の扱い品はなおさらで、その根拠は・・

    1)昔、テレビで、台湾におけるメンマ作りの様子を紹介した中で現場シーンが流れたが、衛生環境に大いに疑問がある状態だったのを視て以後「大丈夫か?」と思いながらメンマを食べるようになった。

    2)私が以前に関東地方のある”無農薬・有機肥料栽培”をうたっている野菜農場の畑を見学した際に、野菜の根元に何やら白い粒が撒かれているので、「これは何ですか?」と聞いたところ「実は先日に大雨が降って有機肥料分が減ってしまったので、やむなく化学肥料を撒きました」と答えたので、日本人と言えども完全な正直農業経営者ばかりではないものだと認識した経験があるからで、日本にしてもこれだから、他国の生産現場で指導・管理されていても常時正しく作業されているか危惧されること。

    そしてもう一つの理由は、私がメンマ大好き人間だから。しかし残念ながら私は慢性腎臓病なので塩分濃度高いラーメンは勿論スープは飲まなくても(家族から)禁止されているので、もう3年も食べていない。海外に10日もいれば日本食恋しとなるが、私の場合、それは寿司ではなくラーメンであるというほど好きなのに、この状況は辛い!・・というわけで当然メンマも食べていないが、ラーメンを食べる際には私にとって最も重要なのはチャーシューでもなくメンマであり、その量だ。これは店によってちがうので、メンマが2枚しかないとがっかりし、5枚以上あることもあり、これには上機嫌になる。

    ◎昔は「メンマ」のことを「シナチク」と言っていたが・・
    私が子供の頃、周囲では「メンマ」とは言わず「シナチク」としか言わなかった記憶がある。しかしこの言葉は今は殆ど使われなくなったようで、(天才バガボンのパパではないが)「これでいいのだ!」。 なぜなら竹材の世界では「支那竹(シナチク)」という文字通り中国原産の竹が存在するから。
    「支那竹」 幹径約1cm 特徴は幹の表面に渦巻模様の斑が現れていること。
       (写真は「北の竹工房」のHPより引用)
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    ◎「尺八はもどしてメンマとして使えるか?」と嵐山孝三郎氏
    雑誌編集者、作家、エッセイストの嵐山孝三郎氏は昔、「尺八の竹はもどしてメンマとして使えるか?」と、ある雑誌上で問いかけていた(ように私は記憶する)が、その結果がどうなったのか私は知らない。もしそれが可能ならば非常食になり得る・・これは、日本の戦国時代に兵たちが、“ずいき”(芋茎=サトイモの茎)を乾燥させて縄のように編んで腰に巻いたり、実際に荷などをくくる縄として使ったりするものを、非常時にはそれを刻んで煮て食べる、またはその縄の素材として味噌汁で煮た”ずいき”を乾燥させたものを使えば”ずいきが具になった味噌汁”が味わえた。・・という実例と同様な効果になるが・・
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    ※竹のお話は次回につづけます
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