徒然G3(ツレヅレジイサン)日話秘話飛話

兼好法師ならぬ健康欲しい私がつれづれなるままに お伝えしたいこと綴ります。 時には秘話もあり!

    ジャンルは不特定で硬軟織り交ぜながら 皆様に何かお役に立てば幸いです

    2020年12月

    今回は、前回に紹介しました斎藤隆夫の演説は見習うところがあるとして、現代の主に議員スピーチの状況をみてみます。
    斎藤隆夫の胸像(記念館「静思堂」)は、演説時に下を向かず、文字通りの上から目線でない姿をよく表している
      写真はブログ「挙骨拓史の『眼横鼻直日記』」より引用
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    ◎発言の仕方を考える!
    スピーチの効果を決定する2大要素は、言うまでもなく「内容」と「伝達」。
    「内容」については、そのスピーチが“国会での発言”や“学術的発表”あるいは“会社内会議での発言”など、何であれ、“その内容が受け手に理解されることが第一で、その結果で納得の可否ができること”が成り立てばよいもので、その方法については、長くなるのでここでは省略します。

    「伝達」、この方法については、前回にも述べましたように、特に昨今の国会内外での議員のスピーチに問題が多いので、ここでは、この“議員スピーチ”の場合を例に取り上げてみます。

    「伝達」の重要素は“誰に向けて” “どのように伝えるか”であり、議員というものは市民から付託を受けた身であり、それを背負っての発言であるので、テレビなどの音像メディアによっても伝えることが多い現代では、それを介しての受け手となる市民にも語り掛けるようにする必要がある。

    そうすると、今の議員さんたちの中には、スピーチ内容がよく分かり好感がもてる人も若干いますが、スピーチのやり方としては不適切な人も多いので、どうにかならないものかと考えていたら昨日、丁度良いことに“プロの「スピーチ・コーチ」で、経営者やトップアスリートなどにスピーチトレーニングを行っている森裕喜子氏(VOICE IMAGE(株)社長)からの提言”がネット上で紹介されたので、引用させてもらいます。(一部割愛・意訳)
    森裕喜子氏
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    ◎スピーチ・コーチのプロの森裕喜子氏による提言
    『菅総理の発信力低下がメディアで取り沙汰されています。しかしメディア自体も情報を編集して届けますから、実際のところどうなのか? 
    菅総理の「伝え方」は、メディアを通すと(編集されているので)より一層伝わりにくい性質があるようで、例えば、目線も落ちてしまいがちで、言葉もはっきりくっきり出さないので、スピーチのデリバリー(伝え方)としては、残念ながら良い例とは言えません。
    でも、それを個性とするならばそれなりの対策を打ち、個性を活かすことができるはずで、ニコニコ動画で「ガースーです」などとおっしゃらなくともいい方法が。
    例えば、落ちてしまいがちな目線、これは「いつどこを見るべきか」目線とタイミングを決めておけば解決です。
    1) 原稿を確認しながら話すなら、まず、口を大きく動かすようにする。
    2) 一文を言い終わったら、文末で一旦目線を上げて聞き手(カメラ)を見る。
    3) 目線を上げたら、ほんのしばし黙り、目線を聞き手(カメラ)に送り続ける。
    4) そののち、原稿に再び戻り、次の内容を話す。
    これを繰り返すこと。そうすれば、言葉を間違えることなく、けれども原稿まる読みにならない方法で、皇室の方が良くやっていらっしゃいますね。

    そして、原稿に向かって声を出す状態になれば、声は下に落ちて、小さくなる。ですから、そのような場合には“原稿の向こう側に届けるように大きめの声を出す”また“口の動きで言葉を見せる”という意識をもって話すことが有効です。
    口をよく動かせば、自ずとほほの筋肉を動かすようになるので、笑顔にもなりやすくなり、そうなれば一石二鳥。

    馴れるまで時間がかかるかもしれませんが、本番が多い総理ですから、一旦慣れればすぐに自分のものにできるでしょう。これからはカメラ目線で、直接国民にも語りかけて下さい。』

    以上の引用文は総理に向けた内容になっているものの、汎用性があり、誰にもあてはまるようなこと。これに少し付け加えてみると・・

    ◎「鰯の腐れ目」にならないように!
    “目線を上げる”場合でも、中途半端に上げずに、しっかりまぶたを開けて、「目力(めぢから)」を発揮するよう意識する。相手に訴えかけるような目ではなく、トロンとしたような目のことを「鰯の腐れ目=いわしのくされめ」という表現が、私の父が生まれ育った長崎県の五島列島の漁村地域では使われているそうですが、スピーチ時にこの”腐れ目”ではいけない。発言の場においても目のありようの“自覚”が必要。まさに「目は口ほどにモノを言う」ということに覚醒しなければならない。
    意味合いは違うが、私の母は写真に撮られる際には常に意識して“目を大きく見開く”努力をしていた。それは“自分は目がやや細い”という“自覚”があったからでした。

    国際弁護士の湯浅卓氏は「米国では、“自分は今、あることを強く主張して発言しているのだ”ということを表す常套手段として“眉を吊り上げて発言する”」※と言う。その際はやはり自然と目は大きく開くことにもなるわけだ。さすがディベート盛んな国の参考例。そう言えばトランプ大統領は眉を吊り上げて発言することが多いのは、生来なのか意識的なのだろうか?
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    ※湯浅氏がテレビ番組の中で例として見せたのは、“バイデン氏の息子”が自分にロシアがらみの悪事の疑いをかけられているのに対して必死に弁解している際の”眉を吊り上げた顔”の写真パネルだった。(この疑惑事件は日本では極一部メデイアしか取り上げていない。)その他、湯浅氏はバイデン氏自体の過去の(文字通りの)性癖の問題も以前に紹介するなど、とにかく米国の状況に非常に詳しい。

    さらなる蛇足ですが、湯浅氏が時々出演しているテレビ番組「モーニングクロス」は「東京MX」テレビが土日曜を除く毎朝7時~8時放送で、身近な問題から国際問題、地球問題まで、毎日ちがった二人の論客を迎えて、非常にためになる情報や意見を提示してくれるもので、朝の全局の全番組の中でも白眉の存在。残念ながらMXテレビはローカル局で電波が弱いために東京スカイツリーから半径50キロが視聴可能(東京多摩と島しょ地区は中継局存在で可能)範囲なので、全国ネットワークで他地域にも視聴可能化が望まれる。(現在、年末年始期で番組お休み中)

    ◎モデル?のマネをしない独自性
    (ここでちょっとスピーチの内容の話になってしまいますが)他人が書いた原稿を読むのではなく、その人独自の言葉と内容のスピーチにこしたことはないもの。
    独自ということはマネではないことでもある。「自助、共助、公助」という言葉を耳にした際、直ぐに私の頭に浮かんだのはケネディ(JFK)の大統領就任演説の中の言葉「・・国があなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国のために何ができるかを問おうではないか・・」.。

    これは“自助などは当たり前のこととして、公助さえも求めるのではなく、むしろ(国を助けるような)逆公助をやらないか”ということになろうか。ここに米国民の気質が表れている。昔、新天地のアメリカ大陸に来た者たちは、未知なる困難にも立ち向かい、解決策を自らこうじなければならず、そのための気力と体力が無ければ生き残れなかった。結局総体的に“米国民は強くなくてはならない”という意識が身にしみ込んでいる。それゆえに例えば、シニア向けの住宅などでは、手すりが最初から設置されることを嫌い、杖をつくことを嫌う。いよいよそれらが絶対に必要になるまで拒否するのは“強さの義務的な保持”とも言うべき意識の表れで、米国での国民皆保険に抵抗が多いのもこの意識が影響しているのだろう。
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    ↓ケネディ大統領就任演説全文(和文・英文)

    話がそれてしまいましたが、「自助、共助、公助」という言葉(理念)は、従来から社会福祉関連分野では使われていたもので、目新しくもないそうですが、就任早々に持ち出されたことは、どうもこのケネディ大統領の就任演説において、 “自助”や“公助“を(その意味合いは違うものの)意識させたことをモデルにしたような気がします。

    ある方(私はお名前を失念)が、こう言われた。・・『よく「ビジネスモデル」というからいけない!それでは他の人や企業などはそのモデルを真似するようになり進歩が生まれない。それを「ビジネスデザイン」と言えば、“あるコト・モノを創造したという行為”が重きをなして意識されるので、他の人や企業などは真似ではなく、なにかを生み出す動機になる』・・その意味でケネディ演説もモデルにせぬようにしたいもの!
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    近年の国会などでの陳述、質疑応答などは殆どが原稿ありきで、しかも自身で作成せずに官僚が作成したものと思われるものを棒読みするような場面も多く、ましてや演説と言えるようなものは無いようだ。それを見るにつけ、聴くにつけ、私は“かつて名演説家と言われたある人の名”が頭に浮かぶのです!・・その人とは・・(以下敬称略)

    ◎斎藤隆夫(さいとうたかお)
    政治家であり弁護士でもあった斎藤隆夫(1870=明治3年~1949=昭和24年)は名演説家として有名。その理由は、演説の内容が“当時の軍部や国会の流れに対する批判”が多かったこと、つまり時代の雰囲気の中で“言いにくいことを敢然として発言した”ことと、氏は“長時間の演説でもことごとく原稿無しで行った”ことによる。
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    斎藤の「三大演説」と言われるのが・・

    「普通選挙法賛成演説」(1925=大正14年、同法案成立前に演説)

    「粛軍演説」(1936=昭和11年、軍に対して革正を求め、軍による議会軽視への批判、1時間25分)

    「反軍演説」(1940=昭和15年、支那事変の処理への質問演説、2時間)

    「粛軍演説」の肉声一部(イントネーションなど口調は時代を感じるが)
    https://www.youtube.com/watch?v=oD1470HX95E

    斎藤は終生、議会政治重視、立憲主義、自由主義を貫いたので、戦前は“軍部の政治介入”と“軍部に同調する政治”に対する強烈な批判演説が多かった。但し「粛軍」「反軍」と言われる内容の演説を行ったものの、斎藤は、世界の歴史をトータルでみると、 “力と戦争の行使”の期間が大部分を占めており、平和の期間は僅かであることが事実という見地から反戦主義者ではなかった。

    ゆえに、軍部への批判の根幹は“国内外の政治に関しては素人の軍部は口を出すな、それより世界(特に中国)情勢と戦局をもっと直視して行動すべし”という思いにあり、必ずしも戦争をするなとは言っておらず、このスタンスが斎藤への総合評価の分かれ所ではある。

    とは言え「粛軍演説」「反軍演説」は軍部への懐疑、批判であることにはかわりがないので、軍部からの監視、脅迫もあり、また「反軍演説」後に親軍部的な諸党派が中心となって斎藤の衆議院議員除名案が圧倒的多数で可決され、一時国会を去るが、1942=昭和17年の総選挙では、軍部からの妨害があったり、選挙に圧倒的有利な“翼賛政治体制協議会※推薦”ではない“非推薦”で立候補するも兵庫5区でトップ当選して衆議院議員に返り咲いた。(※翼賛政治体制協議会=軍部の方針を追認する党派と議員の集団)

    戦後は第1次吉田内閣、片山内閣の国務大臣などを歴任、最後は1948=昭和23年に「民主自由党」(「自由民主党」ではない!)創立に参加し、翌年に79才で死去。

    斎藤隆夫は兵庫県豊岡市出石(いずし)に生まれ、東京の「東京専門学校(後の早稲田大学)」を主席で卒業、エール大学に留学した後に弁護士試験(現在の司法試験)に合格して衆議院議員になっている。

    ◎斎藤隆夫記念館「静思堂」
    出石が生んだ政治家・斎藤隆夫の功績を伝えるために、同町内に1983(昭和58)年に竣工。
    設計は著名な建築家:宮脇檀(みやわき・まゆみ1936~1998)。氏は出石の町全体を気に入っていた上に、元々氏は“街並み景観や都市計画の観点からの建築設計”に注力していたので、その後も同町の美術館、町役場、中学校など“町全体の調和を意識した一連の建築”の設計も手掛けた。

    2018年7月にこの記念館を訪れた自民党の石破茂氏は、見学後に「世論に迎合したい、自分の身が大事との思いにとらわれそうになる時、斎藤氏を思い出すと、これじゃいかんと思う。一歩でも近づきたい」と(記者団に)語ったそうである。

    ↓「静思堂」入り口(正面に斎藤の胸像あり)(蒲島古都多氏撮影写真を引用)
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    ↓「静思堂」外観
    写真はブログhttps://shinmemo04.exblog.jp/26147531/さんから引用
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    ◎なぜ、私が斎藤隆夫の名を覚えたのか
    それは今から40年ほど前、当時私が住んでいた兵庫県に東京の両親が来た際に、県内を私が案内して巡った場所の一つが県北部の豊岡市出石であり、そこのある場所に“郷土が生んだ雄弁家「斎藤隆夫」”というような文言を記した看板が立っていた。(残念ながら当時は斎藤隆夫記念館がまだ建っていなかった。)それを見た父が、「確かにこの人の演説は有名だったものだ。そうか、ここの出身だったのか」と感慨深げに言ったので、それ以来私の脳裏から離れなかったもの。

    なぜ私の父さえもが斎藤を知っていたかというと、当時の国会での氏の長時間演説は大新聞が一面トップに全発言を掲載することもあったとのことで、自ずと大衆にも名前が浸透していたからだ。

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    次に、斎藤隆夫の演説も参考にしながら、“発言とはこうありたい”と思えることについて綴ろうと考えましたが、長くなるので次回にまわし、以下は氏を生んだ出石についての紹介です。
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    ◎斎藤隆夫を生んだ兵庫県豊岡市出石とは・・
    「但馬の小京都」と称される、出石城の城下町。つい先日(2020年12月12日)にNHKテレビの「ブラタモリ」に登場した「玄武洞」は、この出石から北に約13キロの地に在り、そのまた約4キロ先には志賀直哉の小説で有名な「城崎温泉」などが同じ豊岡市内に存在し、同市の最北部は日本海に面する。また同市はコウノトリ繁殖取り組みでも有名。

    ◎出石出身の斎藤以外の有名人は・

    沢庵和尚・・漬物のたくわんの創始者とも深い愛好家だったとも言われる和尚は出石で生まれて、京都の大徳寺を経て江戸の寺の住職で終わるが、郷里の出石城主代々の菩提寺であった出石の「宗鏡寺(すきょうじ)」 が荒廃していたので、生前に乞われてこの寺を再興した。ゆえに「沢庵寺」とも称される。

    加藤弘之・・東京大学初代総長も出石出身。

    ◎その他の出石名所、名産、名物
    ↓出石の代表的風景(中央は「辰鼓楼=しんころう」:wikipediaより
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    宗鏡寺(すきょうじ=別名:沢庵寺)の庭
     沢庵和尚が作庭したもの
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    出石焼(伊万里より白いとされる磁器が作られる)
     
    (山本製陶所商品紹介より)
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    出石そば(江戸時代の国替えで信州上田の城主が新たに入城するにあたって蕎麦職人も引き連れてきたため広まった。現在の名物「皿そば」が盛られる小皿は出石焼
     (「沢庵」店の皿そばの例:写真はRumi・Kawashima氏撮影)
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    終息の出口がまだ見えないコロナ禍。こうなると定番化している「マスクして三密避けて手洗い励行」だけでは済まずに、コロナ予防の可能性があると思われるものは何でも試したくなります。中には、おまじない的なアマビエなんていうものもありますが・・
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    やはり科学的根拠・エビデンスのあるものに頼りたいもの。一時は「納豆が効果ある」という情報が出回って、スーパーなどでは品切れが発生したところもあったようですが、その後に、これは「ガセネタ」という話が広まって騒ぎは一応終息したもようです。しかしコロナウイルスそのものへ対してではないものの“インフルエンザウイルス増殖抑止効果ある強力な納豆菌が存在するという科学的データ”も出ています。よく裁判では「疑わしきは罰せず」とされていますが、対コロナウイルス策に関しては「疑わしくとも採用す」の方針で、いわば「ワラにもすがる思い」で頼ってみたらどうでしょうか・・というわけで、その例を少しあげてみると・・

    ◎お茶・・それも紅茶が一番か?
    奈良県立医科大学は11月27日に、新型コロナウイルスを市販のお茶が無害化する効果を確認したと発表。

    『基礎研究段階なのでヒトでの効果は未確認だが、試験管内でウイルスがお茶に1分間触れると最大99%が感染力を失う。ただし同じお茶でもメーカーや銘柄によって効果に差があるため、商品名の公表は検討中。

    この実験は同大学の矢野寿一教授(微生物感染症学)のチームが市販の緑茶と紅茶を“ペットボトル入りのもの”や“普通に茶葉からいれたもの”など約10種類でテストしたもので、最も効果が高かったのは・・“茶葉からいれた紅茶”で、ウイルスは1分間で100分の1に、10分間で1000分の1にまで激減。

    矢野教授は「もともとカテキンはインフルエンザウイルスの表面に在る突起状の蛋白質に付着して、感染力を無くすことが確認されており、コロナウイルスにも同様の効果が期待されることが分かった」と語る』
    (『』内は「産経ニュース」より引用)
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    ◎納豆・・中でもスーパー納豆菌S-903
    「おかめ納豆」ブランドの納豆メーカー最大手「タカノフーズ(株)」(茨城県小美玉市=おみたまし)によれば・・

    同社が保有する2200種の納豆菌の中でもスーパー納豆菌S-903が、一般的に使用される納豆菌よりも優れて(マウス実験によれば)“インフルエンザウイルス増殖を抑制し、感染後の場合は体内の抗体生産量を高める効果がある”ことが判明している。

    なお乳酸菌(ヨーグルトなど)と併食すればより効果が増すというデータもあります。

    スーパー納豆菌S-903の対インフルエンザウイルス効果
      (「おかめ 納豆サイエンスラボ」より引用)
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    スーパー納豆菌S-903使った商品
      「すごい納豆S-903」
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    詳しくは、「おかめ 納豆サイエンスラボ」

    ◎藍エキス(藍染用の葉からの抽出物)
    人類最古の化学的染料と言われる藍だが、最近になって他の効果が次々と発見されている。それが殺菌効果(黄色ブドウ球菌など死滅させるほど)、抗ウイルス効果、そして植物成長促進効果(根の活性化、例えば苺は実が大きくなりかつ収穫量も増加)など。

    弘前大学大学院医学研究科の中根明夫客員教授によれば、「藍エキスがインフルエンザウイルスのAにもBにもかなり強い抗力を発揮する」とのこと。(効果を証明する試験映像がありますが、割愛)

    これによって医学界では“藍エキスがコロナウイルスに対しても効果あることが期待されて、研究・開発中”なのだそうです。

    私のシロウト考えでは、とりあえず“藍エキスを含侵または噴霧したマスク”を使えば良いのでは?
    藍染した布
    (以下4画像はNHKテレビ「サイエンスZERO」2020年11月1日放送より引用)
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    藍の染料とエキスはこの「タデアイ」からとる
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    藍エキス
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    弘前大学大学院・中根明夫 客員教授
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    まさに「アイは強し!」「アイは地球を救う!」です。
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    飛話:「ワラにもすがる」と言って大失敗!

    仕事で難問にぶつかり、ある機関誌の編集長に助言をいただこうとして電話した際の話の最後についうっかり「ワラにもすがる思いでお願いの電話をしました」と口にしてしまい、その編集長から「それじゃ私はワラなんですか」と返され、慌てて「アッ すいません、神にすがる思いです」と謝罪・訂正したものの、大反省したという私の失敗談!
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