◎新商品テストするなら・・札幌 福岡 広島か
世に商品(モノあるいはサービス)を送り出すには テストマーケティングと称して 販売前に 一部の人やグループあるいは地域を対象に商品を試してもらって反応や評価を得ることがよくある
商品の性格や種類によってテスト対象は色々だが 一例をあげるならば・・地域では
北から札幌 仙台 東京 横浜 名古屋 京都 大阪 神戸 広島 福岡が対象となることが多いが
最大都市である東京都をその対象から除外することも多く その理由は 発売前に情報が漏洩・拡散するリスクが大きいことと この地でもし悪い評価が出たらダメージの拡散も大きいことにある
そこで 東京から離れてはいるが“都市として大きすぎず小さすぎない”で“新しもの好き志向”などから特に札幌 福岡 広島が対象になることも多いと言われる
日本での紙おむつの先駆けとなったパンパースについても福岡で行われたし 私自身は昔に札幌訪問時にたまたま明治製菓(現 明治)のお菓子(キャラメルの類だったか?)を「東京などでもまだ販売していません」と言われてテスト品を食べたことがある
現在 私の手許にはいくつかの「テスト品」「見本品」と呼ばれるものがあるのでご紹介!
◎白レーベルレコード
レコード会社が新しいレコ-ドを出す際 それを事前に音楽評論家や有力販売店に無料配布するもので「見本盤」「プロモ盤」「サンプル盤」などと称し その場合レコード本体の真ん中のレーベル(ラベル)は殆どが白地に文字印刷されているので「白レーベル(レコード)」と呼ばれる
白レーベルの例 大塚博堂の白レーベルLP↑
小川知子の白レーベルLP↑
しかし例外もあり レーベルが白ではない見本盤もある
皆さんはこの見本盤ジャケットの女性が誰だかすぐわかりますか?
答えは「山瀬まみ」・・これは彼女のデビューアルバム「Ribbon」のジャケット写真だから1986年つまり今から34年前のお顔だ
↓ジャケットおもての写真ならわかりやすいか?!
さて私が所持しているこのアルバムの見本盤のレーベルは白ではなくカラーで彼女の全身写真が入ったものだ
ちなみに これら白レーベル盤は昔は中古市場では価格が安かったが 現在はむしろ高価になっているそうだ それも妥当なことで 希少性ばかりではなく初期のレコードプレスとなるために音質も良いからだ
ついでに・・山瀬まみに続いて歌手からバラドルに転身した井森美幸だが歌手としての売り出しキャンペーン時のキャッチフレーズは「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」だったから彼女の初レコードはまさに白レーベルがピッタリだったはず!
◎飲料の白無地テスト缶
新しい缶飲料発売に味や香りが微妙に異なる何種類ものテスト品が用意される その一つを私が手に入れたものがあるが これは缶全体が遠目には白っぽい(よく見るとやや青味がかってはいる)無地で(青文字の「TULC」は東洋製罐(株)が開発した"生産性に優れ環境にも良い製法で作られた缶"を表すもので この缶の飲料とは無関係) これに中身を表す文字がプリントされた白ラベル貼付という姿
↓(下写真左)
◎“たばこ”の白無垢テスト品 ↑(上写真右)
今やたばこは勢いが無いものですが 昔話として・・たばこのテスト品も何種類かを作るようですが
20年くらい前のこと 私の知人が ある筋からたばこのテスト品を手に入れたそうで その内の一箱を私も貰ったものが今まだ手許にある それは20本入りの真っ白な箱で 3桁の数字と「NOT FOR SALE」の文字が印刷されているだけで 中身のたばこ自体も真っ白で文字の印刷は無し
さてその知人はそのテスト用たばこを新幹線の座席で吸っていたら鉄道保安官らしき人に職務質問されるはめに・・特殊な白い箱を窓際に置いていたので目立ったわけだ
◎テストマーケティングでGOとなれば・・
市場評価がわからない内は “発売前に新製品情報が漏れるのを防ぐ意味”と“商品名などを表記したモノをテストにかけて もしも悪い評価の場合はその名前のついた商品への悪い評価がついてまわる事態を避けるため”白無垢スタイルのテスト品を使うが 良い評価を得られて 商品の製造販売にGOがかかれば そこで今度は商品名がしっかり入った「試供品」を登場させて売り込むことも多い いわゆる販促策の一つだ
アルコール飲料の「試飲缶」
(私の所持品はアサヒばかりなのは何故か?)
・・・・・・・・・・・・・
世に商品(モノあるいはサービス)を送り出すには テストマーケティングと称して 販売前に 一部の人やグループあるいは地域を対象に商品を試してもらって反応や評価を得ることがよくある
商品の性格や種類によってテスト対象は色々だが 一例をあげるならば・・地域では
北から札幌 仙台 東京 横浜 名古屋 京都 大阪 神戸 広島 福岡が対象となることが多いが
最大都市である東京都をその対象から除外することも多く その理由は 発売前に情報が漏洩・拡散するリスクが大きいことと この地でもし悪い評価が出たらダメージの拡散も大きいことにある
そこで 東京から離れてはいるが“都市として大きすぎず小さすぎない”で“新しもの好き志向”などから特に札幌 福岡 広島が対象になることも多いと言われる
日本での紙おむつの先駆けとなったパンパースについても福岡で行われたし 私自身は昔に札幌訪問時にたまたま明治製菓(現 明治)のお菓子(キャラメルの類だったか?)を「東京などでもまだ販売していません」と言われてテスト品を食べたことがある
現在 私の手許にはいくつかの「テスト品」「見本品」と呼ばれるものがあるのでご紹介!
◎白レーベルレコード
レコード会社が新しいレコ-ドを出す際 それを事前に音楽評論家や有力販売店に無料配布するもので「見本盤」「プロモ盤」「サンプル盤」などと称し その場合レコード本体の真ん中のレーベル(ラベル)は殆どが白地に文字印刷されているので「白レーベル(レコード)」と呼ばれる
白レーベルの例 大塚博堂の白レーベルLP↑
小川知子の白レーベルLP↑
しかし例外もあり レーベルが白ではない見本盤もある
皆さんはこの見本盤ジャケットの女性が誰だかすぐわかりますか?
答えは「山瀬まみ」・・これは彼女のデビューアルバム「Ribbon」のジャケット写真だから1986年つまり今から34年前のお顔だ
↓ジャケットおもての写真ならわかりやすいか?!
さて私が所持しているこのアルバムの見本盤のレーベルは白ではなくカラーで彼女の全身写真が入ったものだ
ちなみに これら白レーベル盤は昔は中古市場では価格が安かったが 現在はむしろ高価になっているそうだ それも妥当なことで 希少性ばかりではなく初期のレコードプレスとなるために音質も良いからだ
ついでに・・山瀬まみに続いて歌手からバラドルに転身した井森美幸だが歌手としての売り出しキャンペーン時のキャッチフレーズは「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」だったから彼女の初レコードはまさに白レーベルがピッタリだったはず!
◎飲料の白無地テスト缶
新しい缶飲料発売に味や香りが微妙に異なる何種類ものテスト品が用意される その一つを私が手に入れたものがあるが これは缶全体が遠目には白っぽい(よく見るとやや青味がかってはいる)無地で(青文字の「TULC」は東洋製罐(株)が開発した"生産性に優れ環境にも良い製法で作られた缶"を表すもので この缶の飲料とは無関係) これに中身を表す文字がプリントされた白ラベル貼付という姿
↓(下写真左)
◎“たばこ”の白無垢テスト品 ↑(上写真右)
今やたばこは勢いが無いものですが 昔話として・・たばこのテスト品も何種類かを作るようですが
20年くらい前のこと 私の知人が ある筋からたばこのテスト品を手に入れたそうで その内の一箱を私も貰ったものが今まだ手許にある それは20本入りの真っ白な箱で 3桁の数字と「NOT FOR SALE」の文字が印刷されているだけで 中身のたばこ自体も真っ白で文字の印刷は無し
さてその知人はそのテスト用たばこを新幹線の座席で吸っていたら鉄道保安官らしき人に職務質問されるはめに・・特殊な白い箱を窓際に置いていたので目立ったわけだ
◎テストマーケティングでGOとなれば・・
市場評価がわからない内は “発売前に新製品情報が漏れるのを防ぐ意味”と“商品名などを表記したモノをテストにかけて もしも悪い評価の場合はその名前のついた商品への悪い評価がついてまわる事態を避けるため”白無垢スタイルのテスト品を使うが 良い評価を得られて 商品の製造販売にGOがかかれば そこで今度は商品名がしっかり入った「試供品」を登場させて売り込むことも多い いわゆる販促策の一つだ
アルコール飲料の「試飲缶」
(私の所持品はアサヒばかりなのは何故か?)
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