「TOKYO 2020」において、ロシアは以前に起こした“組織的ドーピング問題で2022年12月までは国際的大会には国としての参加は認めらない”ために、「ROC=RUSSIAN OLYMPIC COMMITTEE=ロシア・オリンピック委員会」と名乗りながら個人資格で参加というアイマイな形になっている。本来ならロシアは「RUS」という表記なのだが・・。さて今回の「ROC」という表記、かつては現在の台湾のことだった。

今大会のROCのマーク
roc-mark

◎ROC=REPUBLIC OF CHINAだった!
現在の台湾が中華民国と称していた時期には、それを英語表記すればREPUBLIC OF CHINA。つまり頭文字をとればROC。オリンピックでは、1972年ミュンヘン大会(ゲリラによるイスラエル選手団犠牲事件あった)や1976年モントリオール大会(コマネチ活躍)において「ROC」表記が使われたのが最後。

今回のTOKYO 2020では台湾は「CHINESE TAIPEI」としてIOCコード(オリンピック用の略称)を「TPE」とされた。他方、中国のIOCコードは「CHN」。
今大会でのCHINESE TAIPEIのマーク
Chinese_Taipei
ところで、ROCは台湾製品に「MADE IN ROC」として使われている。私自身はこの表記がされた製品をいくつか実際に見ているが、果たしてこの表記が今でも続行しているのかは知らない。現在は「MADE IN TAIWAN」表記のほうが多いように見受けられるが・・。

一方、中国の正式名称は「中華人民共和国」なので英語表記は「PEOPLE‘S REPUBLIC OF CHINA」なので略称は「PRC」。ゆえに中国製品には「MADE IN PRC」が使われるが、現状は「MADE IN CHINA」表記のほうが多いのではないか。

◎IOCコードは一般的略称や単語とダブリも多い!
国。地域名、IOCコード、他の意味・・の順に並べると・・

アンドラ=AND=~と、そして
アンティグア・バブーダ=ANT=蟻、ANTENNA(アンテナ)の略
アルメニア=ARM=
バルバドス=BAR=棒、飲み屋 など
ベリーズ=BIZ=BUSINESSの略称。クールビズなどに
デンマーク=DEN=隠れ屋、私室
スペイン=ESP=超能力の一種
フィンランド=FIN=魚のヒレ、飛行機の垂直尾翼、フランス語で英語のENDと同義
ギニア=GUI=グラフィック・ユーザー・インターフェース(機器などの使い勝手をよくするための視覚的処理など)の略
グアム=GUM=ゴム、チューインガム
ガイアナ=GUY=男、ヤツ
ジャマイカ=JAM=ジャム、押しあい
ラトビア=LAT=LATITUDE(緯度)の略称
ルクセンブルク=LUX=ヘアケアやボディケア製品の英国ブランド
マダガスカル=MAD=気が狂った
モナコ=MON=MONDAYの略
ソロモン諸島=SOL=太陽(神)など
スリランカ=SRI=SOCIALLY RESPOSIBLE INVESTMENT(社会的責任投資)の略
バヌアツ=VAN=日本にアメリカントラッドスタイルを流行させたアパレルブランド

ついでながらIOCコードではないが中国の略称「PRC」は鉄道運行システムにおいての「自動進路制御装置」の略称と同じで、これは「列車集中制御装置」である「CTC」とコンビで機能する。

◎飛話・・プール飛込みで絶対してはいけない行為 ?!
五輪に限らず競泳のスタートでは(背泳を除けば)、両手を頭より前に伸ばした格好で飛込みますが、両手を前に出さずに頭から水に突っ込んだら、プールの底に頭をぶつけて、首の骨を折るか、脳挫傷を起こして後に思考能力低下、発語障害、意識不明、身体能力マヒなど発症の危険性があるので・・
”水泳時に両手を前に出さない飛込みは絶対にやってはいけません“
ご本人は勿論、子供さん、お孫さんがおられる方、是非とも注意してあげて下さい!

私は高校時代の体育の水泳時間の合間に、” 両手を前に出さないで頭から水に飛び込んだらどうなるか?”という疑問が浮かんだので即実行。結果はアッという間にプールの底に頭をガーンとぶつけて、一瞬「これはマズイ!このまま死ぬのか!」という思いが脳内を駆け巡った。まことに幸いにもその後の身体状況に異常は現れなかったが、元々良くなかったアタマが悪化したような気がする。

普通の飛込み方
tobikomi2
映像はhttps://sposhiru.com/be36d577-0c08-4841-b3cb-aa853b1706caより引用

両手を前に出さない飛込みではこうなる
IMG_20210814_0001 (2)

私がその後に考えてみたら、”頭より前に伸ばした手”は入水直後の適度な身体角度を得るための、飛行機などの昇降舵のような役目があるのだろう。もう一つ、実は普通の飛込みでも入水角度※が大きすぎると
底に頭をぶつける危険があるそうで、つまり手を前に出していれば、入水後の身体角度が適度に確保され、かつ、間違っても頭より先に手が底に着くので頭は守られることになる。
※飛込みの指導要領では推奨入水角度は45度(一部には30度推奨もある)

それにしても不思議なのは、射程距離が300~1000数百メートル(特殊な7000メートルもある)という”ライフル銃を水中で発射したら弾が2メートルにも届かない”という不思議な現象を考えると、たかが人間が頭から水に突っ込んだくらいで1.5メートル下の底に届くものかということ。
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「おもしろ画像」・・今大会で偶然に撮影された”飛込み人間T文字”
tobikomi1 (2)
https://the-ans.jp/tokyo-olympic/182459/2/より引用
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◎東京オリ・パラのエンブレムの文字が惜しい!
以前に発信したの私のブログ
(2019年6月26日 付け)でふれましたが、1964年の東京五輪のシンボルマークにそえられた「TOKYO 1964」という表記の中の文字どうしの配置が良くなかったのに比べれば今回の「TOKYO 2020」は大きく改善してはいる。
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しかし、"まだよくない"・・その改善点を指摘するにあたって、ここでは便宜上"
TOKYOのアタマの"TとOの文字間隔"を基準とした場合について述べます。

1)
"TとOの文字間隔からすると、他の3文字は微妙に間隔を調整する必要があり、特に"KとY"の間隔は狭めねばならない。

2)上記1をクリアしたとして、2020の中の各数字間隔が、左の
TOKYOの各文字間隔より明らかに狭い(いわゆる「つまっている」)から広げなければならない。

3)上記1,2をクリアした上で、もともと
TOKYOと2020の2語の間が狭いので離す。

以上の調整は微妙な操作となりますが、ここで言う"間隔"とは"感覚"的でもあります。

私があえてこの提言をするのは、この東京オリ・パラのエンブレムを考案した野老朝雄(ところ あさお)氏が私の出身高校の後輩でもあるからで、今後はレタリングにも注力をして、更なる活躍を期待するからなのです。
※参考までに、
野老氏ご本人が語る"エンブレム創出"の経緯は・・
https://www.parasapo.tokyo/topics/22117
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